コトバノツラナリ
【このサイトについて】
無作為に組み合わされた言葉のイメージが無限に重なり合い、新たな現代俳句の表現を構築していく。
「コトバノツラナリ」という、一見意味不明で、見れば見る程訳の分からないサイトを作ったのは、宮沢章夫さんの『牛への道』に紹介されていたユーモラスな逆翻訳調の俳句に触れた事がきっかけです。
これは古い池である。
蛙が飛びこむ。
おお、水音よ。
言わずと知れたかの有名な芭蕉の句も、翻訳を繰り返すとまるで違った詩になってしまう。
宮沢さんが提唱する「新しい俳句」のスタイルを継承し、さらにこの俳句を自動作成するスクリプトを用いることにより、そこから作成される俳句のみでなく、システム自体を一つの作品としています。
俳句の元となる言葉のデータベースには、作者が日常で出会った言葉やその意味、そしてそれらの言葉から連想する自分のコメントが記録されていて、俳句を自動作成するスクリプトがそこから無作為に言葉を抽出し、3行の現代詩風俳句を作成します。
それでは、「新しい俳句」をごゆっくりご堪能下さい。
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